歌手として３４年を迎えた森高千里さんが、デビュー記念日の２５日、栃木県足利市で全国ツアーをスタートさせました。

今回行われた会場の足利市民会館は、森高さんにとって１９９３年にヒットした代表曲「渡良瀬橋」の舞台となった場所。公演前には「今日は会館に入る前に渡良瀬橋を渡ってきました」と明かし、森高さんにとって“第２のふるさと”といわれている場所です。

森高さんは、２０代の頃を思わせるような超ミニスカート姿で登場。ヒット曲「１７才」や「気分爽快」「私がおばさんになっても」など全３０曲を披露。コロナ禍で行われコンサートに森高さんは「みなさんが声を出せないのはつらいですが、コンサートが出来るだけでも感謝。熱い気持ちで応援してくれたらうれしいです」とファンに呼びかけました。

これまで３回、森高さんのコンサートが行われた足利市民会館。実は、老朽化のため６月に閉館が決定しています。思い出の地での公演を終えた森高さんは「みなさんに歌で元気を届けたいと思っています。配信ライブとかもやりましたが、やっぱり、みなさんの前でやるのが１番私のパワーが出る時間。みなさんに元気を届けたい」と話し「初日を足利で迎えられたこと、忘れられないコンサートになりました。また足利でコンサートをやりたいです。」と誓いました。