足利市山火事 きょうにも鎮圧の見方示す
栃木県足利市の山火事は発生から9日目となりました。市は1日にも鎮圧できるとの見方を示しています。
足利市によりますと、先月21日に発生した両崖山と天狗山にまたがる山火事では、約106ヘクタールの山林が焼失しています。現在、延焼は抑えられている状況で、1日は午前8時から自衛隊のヘリコプターなどが散水を開始し、地上でも火種を消す作業などを続けています。
休校となっていた中学校も授業を再開し、登校する生徒の姿が見られました。依然、305世帯に避難勧告が出ていますが、市は急激な変化がない限り、1日、鎮圧を宣言する見通しで、避難勧告についても鎮圧後に解除する方針です。