栃木・山火事 305世帯が避難の対象に
栃木県足利市の山火事は、発生から6日目に入りましたが26日も燃え続け、焼失面積はおよそ106ヘクタールとなりました。
足利市の両崖山と天狗山にまたがる山火事は26日も燃え広がっていて、市によりますと26日午後時点で、およそ106ヘクタールの山林が燃えています。市内では段階的に避難勧告が追加され、現在あわせて305世帯が避難の対象となっていて、26日午後6時の時点で7世帯13人が避難しています。今のところけが人はでていません。
火元は両崖山近くのハイカーの休憩所とみられ、ここ数日の乾燥と風により広範囲に飛び火していますが、足利市長は会見で「状況はコントロールできている」と話しました。
27日以降はヘリの活動を継続しながら地上から山に入り、火だねを人の手で消していくことで、早ければ週明けの鎮圧をめざすということです。