足利市の山火事 週明け早々の鎮圧目指す
栃木県足利市の山火事は発生から7日目となった27日も延焼していますが、足利市長は午後の会見で「コントロールの度合いが強まっていて鎮圧まであと一歩という感覚」などと説明し、週明け早々の鎮圧を目指したい考えを示しました。
足利市によりますと、21日から延焼中の両崖山と天狗山にまたがる山火事で、およそ106ヘクタールの焼失が確認されています。市内の305世帯が避難対象となっていて、27日午後6時現在、5世帯7人が避難しています。
足利市長は会見で「きょうは風も弱まりさらにコントロール度合いが強まった」「私の感覚だと鎮圧まであと一歩のところ」などと説明しました。
28日も風は強くない見込みで、市長は残った火だねを消す作業を急ぎ、週明け早々の鎮圧を目指したい考えを示しました。一方で、油断できない状況に変わりないとして、あらためて注意を呼びかけました。