長瀬智也 “表現者”としての今 取材に応じる バイクレース出場「正直、順位じゃない」
長瀬さんは2021年に芸能界から離れ、現在は自身のインスタグラムなどで、“表現者”としてバイクや釣り・音楽活動について発信。フォロワーは190万人を超えていて、その言動が注目されています。
■ハーレーダビッドソンでレース出場
大会は、年に3回行われるバイクレースで、この日は1周4563mある富士スピードウェイで第2戦が行われました。200台以上のバイクが出走する大きなレースで、各クラスに分かれて競います。
長瀬さんは、所属するチーム・CHALLENGER RACINGのメンバーとしてMax-ACに出場。海外メーカーの車両で挑むレースで、大きな車体が特徴のバガースタイル、ハーレーダビッドソンFLTRX-STで参加しました。ハーレーダビッドソンでなおかつ、バガースタイルの車両でレースに出場するのは珍しいそうで、長瀬さんとバイク仲間たちが提案して実現したということです。
長髪にヒゲといったワイルドな風貌で姿を見せた長瀬さんは、午前中に予選、そして午後に決勝に出場。1周のベストタイムで競うレースで、4位となりました。
■バイクレースは「演技とか歌と同じような気がしますけどね」
大会後、取材に応じた長瀬さんは「富士スピードウェイは何度も走らせていただいてるんですけど、乗ったバイクが初めてのバイクだったので、練習を重ねてきたサーキットとはちょっと異なるサーキットだったから。 まあ次に向けてのいい改善点みたいなものが見つかったかなと思っていて。次に向けてそこを楽しみたいというだけです 」とレースを振り返りました。
続けて「結果としては順位でいったら僕は4位でしたけど。 でも何か正直、順位じゃないなみたいなところもあって、やっぱり自分の思い通りに走れたかどうかみたいなね。そこも演技とか歌と同じような気がしますけどね。もちろんそれはね、表彰台にのぼれたらうれしいですけど、何よりもやっぱ仲間も自分もみんな無事に帰ってきて。やっぱハグする瞬間というのはもうやめられないですね」とレースの魅力を語りました。
■取材は「正直、無視することもできましたけど…」
芸能界から離れて約3年。大会前、インスタグラムで「我々のレースを選んでくれた記者様がいたのなら積極的に囲み取材の対応も考えさせていただきます」と発信していた長瀬さん。このことについては「いや、もうほんと今日こんなふうに来てくれるなんて全く思ってなかったから、もう正直、無視することもできましたけど。でもやっぱこれはもう気持ちとして応えたいと思ったから、今僕はこうやって即座に出ることをジャッジして、今こうやってカメラの前に立ってるので、うれしいっすね。その自分の思いがちょっとでも伝わったんだなっていうことが、今回のいろんな人が来てくれたきっかけにもなってくれたから」と率直な気持ちを明かしました。
■「プロレーサーを目指すわけではない」
また、「僕は別にプロレーサーを目指すわけではないから。あくまで何かレースというものを本当に純粋に楽しいものなんだよってことを何か知らせるためにやっているので。僕らからしたら、ハーレー実は速いっすよってちょっと思う部分はずーっと乗ってきたっていうのもあるので。そういうことのなんだろう、アピールといいますかね。そういうことも全くハーレーに触れたことのない人の目や耳に届いてほしいなとも思うし、でもなんなら一回ぐらい乗ってほしいなと思ったりします」とバイクやレースについて知ってもらうきっかけになればと話しました。