満島ひかりがベストアクターアワードを受賞
映画『演じる女』で主演を務めた俳優の満島ひかりさんが、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2021』で、ジャパン部門のベストアクターアワードを受賞しました。
お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリこと照屋年之監督の作品。沖縄・大宜味村を舞台に、満島さんが演じる好子が、高齢で認知症を患っている夫のアキラを支えながら生きていく物語です。
満島さんは「“演じる女”は、脚本を頂いてから完成まで、変わらず“好き”な作品です。映画に何かが宿り、たったひとりを守り動かし、世界に種をまき育ってゆくことが、これからも絶えませんように。うれしい賞を、ありがとうございます」と受賞の喜びを語りました。
照屋監督は「ほとんどセリフがない中、感情を押し殺し、観客をミスリードさせる演技は大変だったはず。満島ひかりの目から溢れる喜怒哀楽。この映画は満島さんの表現力に魅了された作品です。だからこその受賞なのかなぁ。おめでとうございます」と祝福しました。