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水森かおり、昨年末話題の巨大衣装を披露

2021年9月25日 19:21
水森かおり、昨年末話題の巨大衣装を披露

演歌歌手の水森かおりさんがデビュー記念日の25日、東京・中野のサンプラザホールで「水森かおりメモリアルコンサート〜歌謡紀行〜」を開きました。

デビュー記念日のメモリアルコンサートは毎年恒例ですが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、今回が2年ぶりの有観客での開催となります。

「昨日まで『本当に明日はできるのかな』と、不安な気持ちが消えませんでした」という水森さんは「コロナ禍の前は当たり前のようにデビュー日は中野サンプラザで過ごさせていただいていたのですが、それが当たり前じゃないんだなと…。今日は、いままでの感謝の気持ちを歌に込めて、去年の分まで精いっぱい歌いたいですね。去年、私の父が亡くなり、この場所に連れてきてあげることができなかったのですが、きっと今日もどこかで見てくれていると信じて、最後まで一生懸命歌わせていただきます」と心境を告白。

水森さんは楽曲『鳴子峡』でオープニングを飾り、デビュー曲『おしろい花』(1995年9月25日発売)から前作シングル『瀬戸内 小豆島』(昨年2月18日発売)までシングル曲28曲を1コーラスずつノンストップで歌唱しました。

フィナーレは、昨年の『NHK紅白歌合戦』でも話題になった篠原ともえさんデザインの巨大ドレスのメモリアルコンサートバージョン(高さ4メートル)を着て『瀬戸内 小豆島』を歌唱。メドレーを含めて全39曲を歌いました。

紅白には初出場(2003年)から18年連続で出場しており、水森さんは「今年も年末に向かって日々精進していきたい」と出場に意欲を示しました。