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岩下志麻「58年間人生を共に…」 夫・篠田正浩さん死去にコメント 晩年はパーキンソン病で闘病

2025年3月28日 5:08
岩下志麻「58年間人生を共に…」 夫・篠田正浩さん死去にコメント 晩年はパーキンソン病で闘病
亡くなった映画監督の篠田正浩さんと、妻で俳優の岩下志麻さん
俳優の岩下志麻さんが、夫で映画監督の篠田正浩さんが肺炎のため94歳で亡くなったことを受けて、コメントを発表しました。

岩下さんは、篠田さんについて「この4年間パーキンソン病と闘いながらどうにか日常生活に支障はなく生活しておりましたが、今年一月に転倒して骨折をしてしまい、また三月に肺炎になりついに力尽きてしまいました」と報告。

続けて、「篠田と出会ったことによって沢山の作品で色々な役を演じることが出来ました。今の私があるのは本当に篠田のおかげだと思っております」と振り返り、「篠田が“僕たちは映画という魔物に取りつかれて2人で魔物退治をやってきたようなもの”と申しておりましたが、そんな篠田に今は感謝の言葉しかありません。58年間人生を共にして参りましたので、今はただ、悲しみと喪失の思いで胸がいっぱいです」と、現在の心境を明かしました。

篠田さんは、1960年にヒットソング『恋の片道切符』を背景に描いた青春映画で監督デビュー。その後、松竹を退社しフリーとなり、岩下さんと共に独立プロ『表現社』を設立。自主制作を始め、映画『瀬戸内少年野球団』や『少年時代』『写楽』など、数々の作品でメガホンをとってきました。
最終更新日:2025年3月28日 5:08
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