検索エンジンのGoogleが11日、去年と比べて2023年中に検索が急上昇したワードのランキングを発表。ゲーム・映画・アニメ・ドラマといった日本国内のエンターテインメント部門に注目しました。

ランキングの調査対象期間は、2023年1月1日から11月20日。急上昇した言葉を【ゲーム】【映画】【ドラマ】【アニメ】などカテゴリー別にランキングし、今年の話題や流行を反映しています。

ゲーム部門で1位になったのが、『スイカゲーム』。箱の中で上から落ちてくるフルーツを積んでいくパズルゲームで、同じフルーツ同士をぶつけ合うと、1つ大きなフルーツに進化します。さくらんぼ→いちご→ぶどう→デコポン…と、果物をどんどん大きくしていき、一番大きなスイカを作ると高得点が獲得できます。

このゲームは元々、ゲームメーカーではないAladdin X株式会社が展開する、自宅で使う照明一体型のプロジェクター『popIn Aladdin』に内蔵されていたもの。“手軽に楽しんでもらえるゲーム”として開発されました。

プロジェクターのブランドを知ってもらおうと、Nintendo Switchのダウンロード専用ソフトとして2021年12月に配信すると、今年になってゲーム配信者たちをきっかけにブーム到来。開発会社によると、“失敗しても「次はうまくできるんじゃないか」と思わせるゲームの雰囲気”が人気の理由の1つだそうで、全世界で累計 約496万ダウンロードを記録しています（12月11日時点　開発会社発表）。

映画部門で1位になったのが、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』。宮﨑駿監督の10年ぶりとなる長編アニメーション映画です。

そして、ドラマ部門は『VIVANT』が1位に。アニメ部門は『【推しの子】』、さらに歌詞部門で、音楽ユニット・YOASOBIが手がけた【推しの子】のオープニング主題歌について検索する『アイドル　歌詞』が、急上昇ワード1位に輝きました。

（Google調べ）