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ケンコバ「受賞者の方々が出てくれない賞は初めて」 マンガキャラをたたえる “マガデミー賞” で嘆き

2022年3月16日 22:00
ケンコバ「受賞者の方々が出てくれない賞は初めて」 マンガキャラをたたえる “マガデミー賞” で嘆き
マガデミー賞の授賞式に出席したケンドーコバヤシさん

タレントのケンドーコバヤシさん(49)が16日、東京・中央区で行われた『マガデミー賞 2021』の授賞式に出席しました。

『マガデミー賞』とは、マンガ作品ではなく “マンガのキャラクター” をたたえることを目的に、2021年に創設されました。一般のマンガファンからの推薦、審査員の審査を経て、17のキャラクターがノミネートされていましたが、この日は主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、審査員特別賞の5部門に選ばれたキャラクターが表彰されました。

助演女優賞に選ばれたのは、競技かるたに情熱をかける高校生たちの姿を描いた『ちはやふる』に登場する若宮詩暢(わかみやしのぶ)。主人公・千早のライバルで、最強のかるたクイーンです。主人公とは対照的に、孤高の天才として、孤独感を抱えながらも1人で戦う芯の強さを持つ、クイーンとしてカリスマ性が評価されました。

助演男優賞は、2021年に実写映画、アニメ、舞台化もされた『東京卍リベンジャーズ』の “マイキー” こと佐野万次郎。不良集団・東京卍會(とうきょうまんじかい)の総長で圧倒的な強さを持ち、リーダーシップを発揮するカリスマ性が評価されました。

主演女優賞に選ばれたのは、『暁のヨナ』のヨナ。謀反により国を追われた王女・ヨナが、仲間たちとの冒険で強く頼もしく成長していく様子に、男女問わず多くの人に勇気や感動を与えてくれたとして支持が集まり、受賞となりました。

主演男優賞は、ドラマ化もされた『ミステリと言う勿れ』の主人公で、天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう ととのう)が受賞。独特な視点や発言が、今の世相を反映しているとして、“名言度” が高く評価されました。

そして、審査員がそれぞれイチオシのキャラクターをプレゼンし、決定する審査員特別賞には、2021年に亡くなった漫画家・三浦建太郎さんが生みだした『ベルセルク』の主人公・ガッツが選出されました。生まれたときから不遇な人生でありながらも、強く生きるガッツに対する審査員の “幸せになってほしい” “もっとこのキャラクターを知ってほしい” という思いから、審査員特別賞が贈られました。

人気のキャラクターたちが各賞に輝く一方で、今回の授賞式では、受賞キャラクター全員が欠席するという事態に。「練習が忙しい」(若宮詩暢)、「旅の途中なので」(ヨナ、ガッツ)、「今はそれどころじゃない」(マイキー)、「学生なので」(久能整)と、それぞれ都合があるということで会場に姿を見せませんでした。

マンガ好きとして知られ、今回 “特別審査委員長” を務めたケンドーコバヤシさんは「ここまで受賞者の方々が出てくれない賞は、初めてかもしれない。(通常の)授賞式の尺の4分の1くらいで済んだんじゃないですかね?」と思わず苦笑い。

さらに「(受賞した)みなさん、住んでいる世界も、時間軸も、地域も違うということで、一切目を合わされていない状況ですけどね。来年は誰か1人だけでも出席していただけたら、盛り上がると思うんですけれども」と次回に期待を寄せました。

また、授賞式後の会見で、3月27日(現地時間)にアメリカ・アカデミー賞の授賞式が行われることにちなみ「アカデミー賞をライバル視しているか」と聞かれると「アカデミー賞をライバル視ですか?! ちょっと相当でかいのでね。でも、マンガといったら世界に通じる文化やと思うので、いずれはそうなると思いますよ。今回第1回なので、第200回くらいになったら(注目度なども)並んでいるんじゃないですかね」と語りました。