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歌手・園まりさん死去 80歳 急性心不全のため 国民的アイドル『三人娘』で人気博す

2024年8月1日 11:54
歌手・園まりさん死去 80歳 急性心不全のため 国民的アイドル『三人娘』で人気博す
亡くなったことが発表された園まりさん
歌手の園まりさんが、7月26日に急性心不全のため亡くなったことを、日本歌手協会が発表しました。80歳でした。

公式プロフィルによると園さんは、1962年、渡辺プロダクションから『鍛冶屋のルンバ』で本格デビュー。中尾ミエさん、伊東ゆかりさんと『三人娘』を結成し、国民的アイドルとして人気を博しました。

ささやくように語りかける独特の歌唱で『逢いたくて逢いたくて』、『夢は夜ひらく』、『何も云わないで』などミリオンセールスを記録。映画化もされ、日活黄金時代のスクリーンでも活躍。NHK紅白歌合戦には、6年連続出場しました。1994年から活動を休止しましたが、2003年に本格的な音楽活動を再開しました。

一方、2008年に乳がんを発症し、手術。2019年に乳がんが再発し、闘病生活を続けながらも『三人娘』でコンサートを行うなど精力的に活動し、『日本レコード大賞』功労賞を受賞しました。

去年10月には、『日本歌手協会第50回歌謡祭』に出演予定でしたが、体調不良で入院。もう一度ステージに立つため、治療に専念していたといいますが、7月26日に亡くなったということです。

通夜、告別式は、園さん本人の意向により、近親者のみで執り行われたということです。