【熱中症が大幅に減】初夏の相馬野馬追…開催月変更が功を奏す・福島
猛暑を避けて5月に開催された相馬野馬追は、熱中症関連の救護件数が大幅に減少したことが分かりました。
相馬地方伝統の祭り「相馬野馬追」は、例年7月に開催されていましたが、2023年は猛暑の影響で、観客や騎馬武者など83人が熱中症の疑いで手当を受けたほか、出場した馬は2頭が日射病などで死に、111頭が救護される事態となりました。
こうしたことから2024年は2か月早め、5月25日から3日間の開催となりましたが、熱中症などの疑いで救護された人は18人、馬は34頭と大幅に減少したということです。
また3日間の観客数は13万500人と、前回比で9100人増加し、猛暑を避けた効果が現れた格好となりました。