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少子化で担い手厳しく 230年の歴史で初めて演者を公募 出町子供歌舞伎曳山 砺波市

2024年4月29日 19:29
少子化で担い手厳しく 230年の歴史で初めて演者を公募 出町子供歌舞伎曳山 砺波市

となみ野に春の訪れを告げる出町子供歌舞伎曳山が29日、砺波市内で始まりました。

演じたのは小学2年生から5年生までの女の子6人です。

袖萩という女性が娘を連れて両親を訪ねますが、勘当されているため、会ってもらえない「悲哀の場面」などを熱演し、観客から大きな拍手を受けていました。

230年以上続く出町子供歌舞伎曳山。1969年から3つの町の当番町制となっていますが、2024年は出演者を初めて公募しました。

西町出町子供歌舞伎曳山振興会 小竹正記会長
「少子化は、これからのどうしようもない現実ですから。出町小学校にお願いして公募して、うまく4人集まった」

出町子供歌舞伎曳山は、30日も行われます。

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