社会生活で何らかのハンディキャップがある人たちが制作した芸術作品の世界展が仙台市で始まり県内から4人の作品が展示されています。

障がい者アートの普及や促進をめざしてきょう開幕した「Art to You！障がい者芸術世界展」。まいとし開かれていた全国公募展の募集エリアを10回目のことし初めて海外まで広げました。
会場にはウクライナや台湾など海外からの作品163点を含む1423点の応募から絵画や書、工芸など入選した135点が展示されています。

県内から展示されたのは4人の作品です。

八戸市の松江宣和さんの書「空」はNEXCO東日本賞を受賞しました。ダイナミックな筆づかいが印象的です。

平川市の岩渕喜久さんの工芸作品「コツコツ作り続けてきました！～夢のマイホーム～」はつまようじで自分の思い描く家を作りました。

★東北障がい者芸術支援機構 須佐尚康 代表理事
「この方はどんな障がいを持っていたんだろうかそういうことを思いつつ作品をじっくり見て想像して頂きたい」

来月1日まで仙台市で開かれている障がい者芸術世界展は10月26日から七戸町立鷹山宇一記念美術館でも開催されます。