今年5月、岡山県で開かれる全国植樹祭に向け、式典で披露する演劇や音楽などの合同練習が岡山市で行われました。

　合同の練習会には、式典に参加する倉敷市出身の俳優、前野朋哉さんや、高校の演劇部員など、およそ80人が集まりました。全国植樹祭は、森林への理解を深めてもらおうと、毎年、全国で行われ、式典で地域の魅力を発信するプログラムが設けられています。

　「この緑に抱かれて」と題した演劇は、美作市在住の作家、あさのあつこさんが原作を担当。高校生達が、岡山の豊かな森林と人との理想的な関係を見出していく物語です。教師役の前野さんや、就実高校演劇部の生徒が、セリフや効果音のタイミングを演出家と細かく確認しました。

（前野朋哉さん）「皆が森の中に包まれている様な感覚で、僕らもお芝居出来たらなと思っている。それに向けて頑張ろうと思う。」

　岡山で57年ぶりとなる全国植樹祭は、天皇皇后両陛下をお迎えし、5月26日に行われます。