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枝野新経産相「原発事故収束に最大限努力」

2011年9月13日 1:21
枝野新経産相「原発事故収束に最大限努力」

 福島第一原子力発電所周辺の地域を「死の町」と表現したことなどの責任を取り、辞任した鉢呂前経産相の後任に就任した枝野新経産相は12日、「原発事故収束に最大限努力する」と述べた。

 枝野新経産相は12日午後10時前に会見を行い、「命じられた役割を全力を尽くすことが責任であるということで、お引き受けさせていただいた。原発事故の収束に向けて最大限の努力をしていかなければならない」と述べた。抱負として原発事故への対応を第一に挙げ、「迅速に適切な補償支援をしていく」と述べた。

 また、原発の再稼働については「安全性を確認し地元の理解を得た上で、稼働すべき原発については再稼働する」としている。さらに、将来的に原発をなくすかどうかについては、原発が必要ない状況をつくった上で国民的な議論をすべきだとして、省エネの推進や新エネルギーの開発を急ぐ考えを示した。