大飯原発再稼働、判断は自らの責任で~首相
野田首相は30日夜、「関西電力」大飯原発(福井・おおい町)の再稼働をめぐり、電力消費地である関西圏について「一定の理解が得られつつある」との認識を示した。
政府は30日夜、大飯原発3、4号機の再稼働をめぐって関係閣僚による会議を開いた。この中で細野原発相は、関西広域連合に説明を行ったことについて報告した。これに対し、野田首相は「関係自治体の一定の理解が得られつつある」と述べ、再稼働の判断は自らの責任で行うと強調した。
野田首相「立地自治体のご判断が得られれば、それをもって最終的にはこの4大臣会合でしっかり議論し、最終的に首相である私の責任で判断したい」
福井県やおおい町が求めていた「電力消費地の理解」が得られつつあることで、野田政権は今後、福井県とおおい町の理解を得るために全力を挙げる考え。