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原発再稼働なければ35%値上げ~九電

2012年12月12日 14:28
原発再稼働なければ35%値上げ~九電

 「九州電力」は12日、来年7月以降に原発再稼働がなかった場合、電気料金が平均で35%の値上げ率となるという試算を発表した。

 これは、「関西電力」と九州電力の電気料金の値上げについて審査している「電気料金審査専門委員会」で提示された試算で、来年7月以降、関西電力と九州電力管内での原発稼働がゼロの場合、関西電力では3450億円、九州電力では3279億円のコスト増加になるとしている。その場合、九州電力管内では、電気料金は今と比べて家庭向けと企業向けの平均で35%の値上げ率となると試算している。

 一方、経営合理化の一環として、関西電力は75億円相当、九州電力は140億円相当の土地などの資産売却を検討している。