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7か町が演し物を奉納「秋の大祭 長崎くんち」開幕 9日まで市内各所で庭先回り《長崎》

2024年10月7日 12:55
7か町が演し物を奉納「秋の大祭 長崎くんち」開幕 9日まで市内各所で庭先回り《長崎》

秋の大祭「長崎くんち」が7日朝に開幕し、7つの踊町が演し物を披露しました。

諏訪の森にシャギリの音が響き渡ります。

7日朝、開幕した長崎くんち。

しとしとと小雨が降るあいにくの天気となりましたが、7つの踊町が、観客をわかせました。

幕開けを飾る一番町は「興善町」。

傘鉾には「吉祥」とされる五彩の瑞雲が描かれています。

続く「本踊」では、子どもたちによるかれんな「楽の精」に誘われ、紅白の獅子が登場。

蝶の精とともに、勇壮かつ優雅な姿を披露しました。

続いて登場したのは、八幡町です。

剣舞では 平安時代の源平合戦で、弓の達人那須 与一が扇の的を射抜く名場面を再現し、見事、的に命中しました。

その後の「弓矢八幡祝い船」では、豪快な船回しで会場を沸かせました。

「本踊」の万才町は演目を一新し、所望踊りでは 出演者やまちの関係者が一緒になって奉納しました。

西濵町が奉納するのは、数ある曳物の中でも最大級といわれる「龍船」です。

先頭の根曳が浮き上がるほど豪快でスピード感ある船廻しをみせます。

今年は二胡の演奏が 華を添えました。

続いては麹屋町の「川船」。

スピード感のある船回しと 霧状の水を吹く演出で、会場を盛り上げました。

そして銀屋町の「鯱太鼓」。

勇ましい掛け声にあわせ、鯱が天高く舞い上がりました。

トリを務めたのは、五嶋町の「龍踊」。

青龍と白龍が互いの胴をくぐるなど、五嶋町独自の新技も披露しました。

長崎くんちは、9日まで行われます。

最終更新日:2024年10月8日 19:09
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