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“ファミマサークルK”無関心~セブン会長

2015年3月19日 19:32
“ファミマサークルK”無関心~セブン会長

 流通大手セブン&アイ・ホールディングスの合同入社式が19日に行われ、グループ16社の新入社員が社会人としての一歩を踏み出した。

 セブン&アイの入社式には、去年より約100人多い1331人が出席した。新たにバーニーズジャパンやニッセンがグループ入りしたことに加え、イトーヨーカ堂の新入社員が昨年度の39人から112人に増えた。

 グループでは、スーパーストア事業では苦戦が続く一方、コンビニエンス事業を展開するセブン-イレブン・ジャパンの売り上げは好調で、来年度には国内では過去最高となる1700店を出す計画。

 各社の研修はすでに始まっているところもあり、早ければ来週にも店頭に立つ新入社員もいるという。

 一方、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は、ファミリーマートとサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスが経営統合に向けた協議を進めていることについて、「単純に合併というようなことをしても、あまり効果が見いだせないのではないかと。無関心というのが正直なところでございます」と述べた。また、セブン&アイと他のコンビニとの統合については「積極的には探していない」と話した。