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ソニー、オリンパス株売却で財務基盤強化へ

2015年4月1日 20:39

 ソニーは、保有するオリンパス株を売却し、筆頭株主から退くこととなった。これにより約468億円の譲渡益を計上し、財務基盤を強化する。

 ソニーは、オリンパス株の10.06%を保有する筆頭株主だが、その半分にあたる株式をJPモルガンに売却することで合意したと発表した。これにより、ソニーは約468億円の譲渡益を2015年度の収益に計上し、財務基盤の強化や、成長事業への投資に活用したい考え。

 ソニーは引き続き、オリンパス株5%超を保有する第2位株主で、今年度中には、オリンパスとの合弁会社から新型の内視鏡を製品化することを目指すなど、業務提携も続けていく。