三菱東京UFJ “仮想通貨”米大手に出資
三菱東京UFJ銀行が、仮想通貨で世界最大手のアメリカ企業に出資することがわかった。仮想通貨の取引参入を目指す。
三菱東京UFJ銀行が資本提携するのは、世界最大の仮想通貨の会社「コインベース」。三菱東京UFJでは自社でも仮想通貨の開発に取り組んでいるが、コインベースとの提携で仮想通貨市場への参入を加速させる。
仮想通貨のシステムを導入できれば、コストの高い海外送金手数料を、大幅に引き下げられるなど、サービスの向上が期待できる。コインベース社はアメリカの35の州で預金、送金の認可を受けていて、全世界に41万人の利用者がいるが、日本にはまだ進出していない。
金融業界では、ITと融合した「フィンテック」の活用が急速に進んでいて、今後も、サービスの多様化が進みそうだ。