三菱東京ＵＦＪ銀行が融資先から過剰な接待を受けていたとして、複数の行員らの社内処分を検討していることがわかった。

　融資先である船舶関連会社から、銀座の高級クラブなどで複数回にわたり過剰な接待を受けていたのは、三菱東京ＵＦＪ銀行の複数の行員ら。この船舶関連会社は、三菱東京ＵＦＪ銀行から融資を受けていたが、去年、会社更生法の適用が申し立てられ、すでに認められている。

　三菱東京ＵＦＪ銀行によると、行員らが受けた接待は社内規定に違反するものだったということで、「調査結果に照らして適正に対応する」としている。