3Dマップ開発 本格的に事業化へ
三菱電機や地図メーカーが出資する会社が、自動車の自動運転で必要となる3Dマップの開発を本格的に事業化すると発表した。
3Dマップの開発を事業化するのは、三菱電機や地図メーカーのゼンリンなどが出資する会社。去年設立されたこの会社はこれまで、道路の情報に工事や事故などの情報も合わせた3Dマップの試験的な開発に取り組んできた。この1年で自動運転技術の開発が進んだことに伴い、3Dマップについて早期の実用化が求められていることから、事業化を前倒ししたという。
政府系ファンドの産業革新機構からも約13億円の出資を受け、2018年度までに国内の全ての高速道路、自動車専用道路で3Dマップの開発を目指す。