消費増税対策「住宅エコポイント」復活検討
来年10月に予定されている消費税引き上げの景気対策として、国土交通省と財務省は省エネ基準を満たした住宅の購入や改修で付与される「住宅エコポイント」の復活を検討している。
「住宅エコポイント」は、省エネ基準を満たした住宅やマンションの購入、窓や外壁に断熱材を入れるなどの改修をした際にポイントがもらえる制度。1ポイントを1円として商品券やプリペイドカードなどと交換できる仕組みで、2009年以降、3回実施されている。
国交省と財務省はこの仕組みをもとに、対象となる住宅や改修の条件や範囲などを検討していて、ポイントは現金給付ではなく、商品券などに交換する仕組みが検討されている。
このほか、消費増税対策として住宅ローン減税の拡充や、低所得者に補助金を支給する「すまい給付金」の拡大も検討されている。