日経平均株価 小幅に値を下げて取引終える 国内長期金利の上昇受け半導体関連に売り
28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を下げ、27日と比べて44円65銭安い3万8855円37銭で取引を終えました。
前日のアメリカ市場が休場だったこともあり、28日の東京市場は上昇が続く日本の長期金利の動向をにらみながらの値動きとなりました。国内の長期金利は28日も上昇し、およそ12年ぶりに1.035%をつけました。
これを受け、金利の上昇局面で売られやすい半導体関連など、ハイテク株に売りが出ました。一方で、銀行や海運関連などの銘柄には買い注文が入り、結局下げ幅は小幅にとどまりました。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7244億円。東証プライムの売買高は概算で15億47万株。