日経平均、約34年ぶりの高値 5営業日で2200円を超える上昇
12日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日続けて上昇、前日比527円25銭高の3万5577円11銭で今週の取引を終えました。
日経平均株価は4日続けてバブル期後の最高値を更新し、1990年2月以来、約34年ぶりの高値をつけています。また、先週金曜日(5日)から5営業日あわせて2200円を超える上昇となりました。
前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が上昇したことや、半導体関連の銘柄が買われたことで、東京市場でも半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買い注文が広がりました。日経平均株価の上げ幅は一時700円を超えました。しかし、その後は急速な株価上昇への警戒から、利益を確定する目的の売り注文もありました。
東証プライムの売買代金は概算で5兆496億円と、昨年11月30日(5兆5792億円)以来の多い取引でした。売買高は概算で18億3821万株でした。