新型コロナ感染拡大防止 確定申告期限延長
今月17日から始まった税の確定申告について、政府は新型コロナウイルスの感染が広がりを見せているため、4月16日まで期限を延長する方針を固めた。
確定申告の期限は、今年は所得税と贈与税が3月16日まで、消費税が3月31日までだが、政府は新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受け、ともに4月16日まで延長する方針を固めた。
確定申告では医療費の還付申告などで高齢者を含め、多くの人が短期間に集中して税務署などに集まることから、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、期限の延長に踏み切ったもの。
また、今年からスマホとマイナンバーカードを使ってインターネットで申告する「e-Tax」も導入されたため、政府は積極的な利用を呼びかけている。