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16兆円超の補正予算案を閣議決定

2020年4月7日 20:14

政府は、108兆円規模の緊急経済対策を実行するため、総額で16兆円を超える補正予算案を閣議決定しました。財源は国の借金にあたる国債に頼ることになります。

政府は、過去最大となる108兆円規模の緊急経済対策と補正予算案を閣議決定しました。補正予算の総額は16兆8057億円となります。

感染拡大防止や医療体制の整備、治療薬の開発に1兆8097億円、収入が減少した世帯への現金給付や中小企業の資金繰りなどに10兆6308億円をあてます。また、観光やイベントを盛り上げる「GoToキャンペーン」などに1兆8482億円をあてます。

財源は国債の発行でまかなうことになり、16兆8057億円にのぼります。そのうち赤字国債が14兆4767億円、建設国債が2兆3290億円となり、当初予算とあわせると今年度の国債発行額は49兆円にのぼります。