1100年以上の歴史“新・福徳神社”完成
新たな街のシンボルとなるのか。東京のオフィス街の真ん中に神社ができた。
再開発が加速する東京・日本橋に、真新しい神社が完成した。「福徳神社」は、1100年以上の歴史があるのだが、街の発展に伴って敷地がどんどん縮小し、これまで別の建物の一角にひっそりとまつられていた。今回、日本橋の再開発に伴って神社の社殿が再建され、23日、近くにある仮の社殿から完成した新しい社殿に「御神体」を移す、「遷座祭」が行われた。そして、24日から一般参拝が始まり、多くの人でにぎわっている。
神社の地下には、公共の駐輪場が設置された他、災害発生時には地域の帰宅困難者に提供する水や食料の備蓄倉庫も設置されている。地元では、日本橋活性化の新たなシンボルになればと期待している。