アメリカ・ロサンゼルスで少なくとも5人が死亡した大規模な山火事で、被災地では水質の悪化など市民生活への影響が広がっています。

ロサンゼルス北東部の山火事では、これまでに少なくとも5人が死亡しました。避難していたという女性は、焼け落ちた自宅を見て泣き崩れました。

ハリウッドの近くでおきた山火事については延焼を阻止するメドがたったということですが、有名な観光地サンタモニカの近くなどほかの地区については、いまだメドはたっておらず、およそ38万人の住民に避難指示や警告が出されています。

各地で停電のほか、水道水が汚染されている可能性があるとして、当局は口にしないように勧告しています。

これまでに2000棟以上の建物が焼失するなどしていますが、現地では10日まで強風が続く見通しで、被害の拡大が懸念されます。