トヨタグループの主要部品メーカー７社の昨年度（２０２３年度）の決算は、車両生産の回復などで全社の売り上げが過去最高となりました。
　　　　　　
26日、トヨタグループ７社（デンソー、豊田自動織機、アイシン、トヨタ紡織、豊田合成、ジェイテクト、愛知製鋼）が昨年度（２０２３年度）の連結決算を発表し売り上げは、全社が、過去最高を更新し純利益は、豊田自動織機とトヨタ紡織、豊田合成の３社が過去最高となりました。

車両生産の回復や円安の進行によって輸出する部品の価格が上昇したことなどが主な要因です。

豊田自動織機は、自動車とフォークリフト用ディーゼルエンジンの認証不正で、納入先や仕入れ先への補償などの費用を計上していましたが、生産回復と円安の効果で業績が上振れしました。

今年度（２０２４年度）の業績については、豊田合成を除く６社が、売り上げは、過去最高になると予想しています。