日経平均55円安 売り買い交錯で方向感ない展開
12月1日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、前日比55円38銭安の3万3431円51銭で今週の取引を終えました。
1日の東京株式市場は、売り買いが交錯する方向感のない展開でした。前の日のニューヨーク株式市場でハイテク関連の株価が下げたため、東京株式市場でも半導体関連株を中心に売り注文がやや優勢となりました。
一方、前の日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が年初来高値を更新したことや、外国為替市場で円相場が11月30日に比べて円安傾向だったことを手がかりに、日経平均株価は上昇に転じる場面もありました。
また12月1日に、アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長が発言するイベントを控えていることから、東京株式市場は、次第に積極的な売買を手控える雰囲気となりました。
東証プライムの売買代金は、概算で3兆4666億円。東証プライムの売買高は、概算で13億6318万株。