「ありがとうT4」JR東海のドクターイエローがラストラン 福岡のファンも別れを惜しむ JR西日本では2027年以降に運行終了へ
線路を点検する「新幹線のお医者さん」として親しまれたJR東海の「ドクターイエロー」が29日、ラストランを迎えました。
午前10時40分、「ドクターイエロー」が博多駅を出発しました。
新幹線の線路の点検などを行う「ドクターイエロー」はJR東海とJR西日本が1編成ずつ保有しています。29日は、JR東海が所有する「ドクターイエローT4編成」が老朽化のためラストランを迎えました。
車両の窓には「ありがとうT4」と感謝のメッセージが貼られ、福岡のファンも引退を惜しみました。
■福岡のファン
「最後に見られてよかったです。きょう、全体を近くで見られてよかったです。」
博多駅を出発したドクターイエローは午後6時前、東京駅に到着し、運行開始からおよそ24年の歴史に幕を下ろしました。
JR西日本が所有するドクターイエローは、2027年以降をメドに運行を終了する予定です。
最終更新日:2025年1月29日 19:07