NTT西日本は、電話帳の「タウンページ」と電話番号案内の「104」のサービスについて、再来年の3月に終了すると発表しました。

　NTTが発行する電話帳「タウンページ」は、1890年の電話開通と同時に「電話加入者人名表」として初めて発行されました。黄色い表紙が目印で名前や住所をもとに電話番号などを調べることができ、130年以上にわたり親しまれてきました。

　また、「104」に電話すると、個人や企業の電話番号を有料で案内するサービスも長年親しまれてきましたが、個人情報に関する意識の高まりや、インターネットなどの普及により利用者が減少しているため、いずれもサービスの終了を決めたということです。

　「タウンページ」と「104」は再来年の3月に終了しますが、点字電話帳やウェブ版の「iタウンページ」は継続するということです。