トランプ前大統領 不倫口止め料をめぐる裁判、量刑言い渡しが大統領選後に延期
アメリカ・トランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判で、今月予定されていた量刑の言い渡しが11月の大統領選挙後に延期されることになりました。
トランプ前大統領が不倫の口止め料を不正に処理した罪に問われ、有罪評決を受けた裁判について、ニューヨーク州の裁判所は6日、今月18日に予定していた量刑の言い渡しを再び延期し、大統領選挙後の11月26日に行うと発表しました。
量刑の言い渡しは当初、7月に予定されていましたが、連邦最高裁が大統領在任中の公務は「免責特権」が適用され、刑事責任を問われないという判断を示しました。これを受け、トランプ氏側が言い渡しの延期などを求め今月18日に延期されていました。
2度の延期により、量刑の言い渡しが11月5日に予定されている大統領選挙の後にずれ込むこととなり、刑事裁判の影響を避けたいトランプ氏側にとって有利に働くことになりそうです。