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米統合参謀本部議長「北朝鮮と中国に警告」

2010年12月9日 22:22

 アメリカ軍・マレン統合参謀本部議長は9日昼過ぎ、東京のアメリカ大使館で会見し、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件への対応に絡み、「北朝鮮と中国に警告を発しなければならない」と述べた。

 マレン議長は、挑発行為を続ける北朝鮮に対する「中国の働きかけが消極的であり、中国の消極性が北朝鮮が継続して挑発行為を続けるのにつながっている」と、中国の対応を批判した。

 これに対し、中国政府は会見で、「朝鮮半島の平和・安定の維持や当面の緊張の緩和のため、我々は積極的な役割を果たし、たゆまぬ努力をしてきた」と反論している。