俳優マシュー・ペリーさん死亡に関与か 米検察、医師ら5人起訴
アメリカの検察は15日、人気ドラマ「フレンズ」で主要人物を演じた俳優のマシュー・ペリーさんの死亡に関与したとして、医師2人を含む5人を起訴したと発表しました。
アメリカの人気ドラマ「フレンズ」でチャンドラー役を演じた俳優のマシュー・ペリーさんは去年10月、ロサンゼルスの自宅の浴槽で死亡しました。
死因は麻酔薬ケタミンの過剰摂取による急性作用でした。
連邦検察は15日、適切な医療行為を行わずケタミンを販売・投与したとして医師やペリーさんのアシスタントなど5人を起訴したと発表しました。
ペリーさんはかつて、薬物やアルコール依存に苦しんでいた時期がありました。ケタミンには抗うつ効果がある一方、幻覚症状を引き起こすこともあります。
検察によりますと、医師2人はテキストメッセージでペリー氏について「このバカはいくら払うんだろう」などとやり取りしていたということで、「5人がペリー氏からお金を取ることだけを考えていた」と指摘しました。