ソニー会長「対応に問題ない」顧客情報流出
「ソニー」の顧客情報が大量に流出した問題で、ハワード・ストリンガー会長兼社長は17日、公表の時期などに問題はなかったとの認識を示した。
この問題は、家庭用ゲーム機「プレイステーション3」などのオンラインサービスに不正なアクセスがあり、延べ1億人分以上の顧客情報が流出したもの。問題発覚後、「公表が遅い」などとソニーの対応を批判する声が上がっていた。
これに対し、ストリンガー会長兼社長は17日、アメリカ・ニューヨークで行われた会見で「状況がわかり次第、適切な対応を取ってきた」と反論、「発覚から1週間で公表したのは、一般的には早いほうだ」と述べ、批判はあたらないとの認識を示した。