“不倫口止め料”裁判 トランプ氏側、量刑言い渡しの差し止めを要請
アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫の口止め料をめぐる裁判で、トランプ氏側は8日、今月10日に予定されている量刑言い渡しを差し止めるよう連邦最高裁に要請しました。
トランプ氏が有罪評決を受けた不倫の口止め料をめぐる裁判で、トランプ氏側は8日、連邦最高裁に対し、「大統領職および政府運営に対する重大な不正や侵害を防ぐため今後の裁判手続きを即時停止すべきだ」として、今月10日の量刑言い渡しを差し止めるよう求めました。
これを受け、最高裁は検察側に対し、9日までにトランプ氏側の要請に返答するよう求めています。トランプ氏は、ニューヨーク州地裁や高裁に同様の申し立てを行っていましたが、いずれも却下されています。
トランプ氏が大統領に就任する今月20日までに量刑言い渡しが行われない場合、任期が終了する2029年まで裁判は凍結する見通しとなります。
最終更新日:2025年1月9日 6:21