アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫の口止め料をめぐる裁判で、延期されていた量刑の言い渡しが、今月10日に設定されました。

トランプ次期大統領が不倫の口止め料を不正に処理した罪に問われ有罪評決を受けた裁判で、ニューヨーク州の裁判所は3日、量刑を今月10日に言い渡すことを明らかにしました。

大統領就任の宣誓を行った時点から免責特権が適用される可能性が高いことを踏まえ、20日に予定されている大統領就任式より前に量刑を言い渡すことにしたとしています。

トランプ氏にはオンラインでの出廷も認めた上で収監しない方針を示しました。

量刑の言い渡しは去年11月26日に、予定されていましたが、大統領選挙の勝利を受けトランプ氏側の弁護団は有罪評決を取り消すよう申し立てていました。