プーチン大統領、停戦案めぐり条件提示か 米ウィトコフ特使と会談

ロシア大統領府はプーチン大統領が13日、アメリカのウィトコフ特使と会談したと発表しました。アメリカとウクライナが求める停戦案をめぐり、プーチン氏が条件を提示したものとみられます。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は14日、プーチン大統領がトランプ政権のウィトコフ特使と13日夜遅くに会談したと発表しました。
アメリカとウクライナが合意した30日間の停戦案をめぐり議論が交わされたとみられ、プーチン大統領がトランプ氏に対する追加のメッセージをウィトコフ氏に伝えたということです。
プーチン大統領は会談に先立ち停戦案に関する自らの考えを明らかにしていて、「提案には同意する」とした一方、様々な条件を突きつける構えです。ウィトコフ氏との会談で、こうした条件を提示したものとみられます。
またペスコフ報道官は、プーチン大統領とトランプ氏、双方が意欲をみせる電話会談をめぐり、ウィトコフ氏がトランプ氏に会談内容を報告した後に行われるとの見通しを示しました。