米国務省“元従軍慰安婦”の要請受け、面会
アメリカ国務省は5日、いわゆる元従軍慰安婦と面会していたことを明らかにした。
韓国メディアが、元従軍慰安婦と国務省当局者が面会したと報じたことを受け、報道陣の質問にこたえた国務省のサキ報道官は、先月31日、韓国の元従軍慰安婦2人からの要請を受け、面会が行われたことを明らかにした。ただ、これが初めてではなく、定期的なものだという。
サキ報道官は、従軍慰安婦について「嘆かわしく、深刻な人権問題だ」とした上で、日本に対し、近隣諸国との関係改善を促した。今年4月、オバマ大統領も韓国を訪問した際に、従軍慰安婦問題について「おぞましい人権侵害」との踏み込んだ認識を示している。