猛暑 豪南部で大規模森林火災、延焼続く
猛暑に見舞われているオーストラリア南部で大規模な森林火災が発生し、現在も燃え続けている。
南部ビクトリア州の消防当局などによると、2日までに発生した火災は東京ドーム100個分にあたる47平方キロメートルの森林や原野を焼き、現在も燃え続けている。3日午後には気温が40℃を超えて風速25メートルの強い風が吹くおそれがあり、消防当局は一部地域の住民に対し避難するよう呼びかけている。
火災は隣の南オーストラリア州でも起きていて、地元メディアによると州都アデレードから約20キロの場所まで近づいている。これまでに住宅少なくとも5軒が全焼し、1人がケガをしたほか、住民、数百人が避難したという。