米「相互関税」日本には24% 全世界が対象、トランプ大統領が発表
アメリカのトランプ大統領は、貿易相手国と同じ水準まで関税を引き上げる「相互関税」の内容について発表しました。
トランプ氏は「アメリカ解放」の日と表現し、相互関税の導入を発表しました。日本に対しては24%の関税を課すと表明しました。
トランプ大統領「私は世界中の国々に対して、相互関税を課すという歴史的な大統領令に署名します。相互関税です。つまり、向こうが我々に課すなら、こちらも向こうに課すということです。アメリカ史上、最も重要な日であると私は思います。これは経済的な独立宣言です」
トランプ大統領はホワイトハウスで会見し、相互関税により国別に異なる税率を導入すると表明しました。日本に対しては24%の関税を上乗せするとしています。
また、全てのアメリカの輸入品に対し、一律10%の関税を課すと表明しました。
日本については、自動車関税に関連して「貿易障壁の結果、日本の自動車の94%は日本製である。GMやフォードは日本では、ほとんど売られていない」と批判しました。
また、日本のコメについても「日本がコメに700%の関税を課している。それは我々がコメを売らないようにするためだ」と非難しています。