3日の東京株式市場で日経平均株価は取引開始直後から大きく値を下げ、下げ幅は一時1600円を超えました。株価は3万5000円を割り込み、取引時間中としては去年8月以来の安値となっています。

日本時間の3日朝、アメリカのトランプ大統領が貿易相手国と同じ水準まで関税を引き上げる「相互関税」の内容を発表しました。

日本に対しては24％の追加関税を課すと表明し、これを受けて日経平均株価は取引開始直後から全面安の展開となっています。

アメリカはさらに、輸入自動車に対する25％の関税措置も日本時間3日午後に発動を予定していて、市場には不透明感が広がっています。