中東情勢めぐり国連安保理が緊急会合 イスラエルとイラン激しい応酬
中東情勢をめぐり、国連の安全保障理事会では緊急会合が開かれ、イスラエルとイランによる激しい応酬となりました。
国連安保理は2日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃などで中東情勢が緊迫化していることを受け、緊急会合を開きました。
イスラエル・ダノン国連大使
「イランが自ら犯した行為の代償は想像をはるかに超えるものになるだろう。イランはこの攻撃に対して重い代償を払わなければならない」
イスラエルのダノン国連大使は、このように述べ、イランへの報復攻撃に踏み切る姿勢を強調しました。
イラン・イラバニ国連大使
「イスラエルのテロ政権によるさらなる侵略行為に対して強く警告する。イランは一切躊躇しない」
一方、イランのイラバニ国連大使もさらなる攻撃の準備が整っていると述べるなど、報復の連鎖による事態の悪化への懸念が高まっています。
最終更新日:2024年10月3日 5:41