中東情勢に石破首相、懸念を表明 G7首脳連携確認
中東情勢が緊迫化する中、G7(=主要7か国)の首脳はオンライン会議を行い、連携を確認しました。初めて会議に参加をした石破首相は、懸念を表明し、「エスカレーションは全く認められるものではない」と非難しました。
石破首相
「首脳間で率直な意見交換を行い、G7の緊密な連携を確かめることができた」
会議の場で石破首相は、「中東情勢を深刻に懸念をしており、このようなエスカレーションは 全く認められるものではなく、 強く非難する」と述べました。
さらに、G7を含む国際社会が「全面戦争に拡大しないように、 全ての関係者に対し最大限の自制を求め事態の沈静化に向けて努力することが重要だ」と強調しました。
一方、関係者によりますと、レバノンからの日本人などの退避にそなえ、3日にも、航空自衛隊の輸送機2機を近隣のヨルダンとギリシャに向けて、出発させるということです。
木原前防衛相が、先月27日に自衛隊機の派遣命令を出し、調整を進めていました。