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暖かいクリスマスイブ アメリカ東部でも

2015年12月25日 11:05
暖かいクリスマスイブ アメリカ東部でも

 異例の暖かさとなった日本のクリスマスイブだが、アメリカ東部でも記録的な暖かさとなり、この季節ではちょっと変わった光景が見られた。

 首都・ワシントンの郊外で行われた、毎年恒例のクリスマスイベント。24日は半袖など軽装の人が目立った。この時期は例年、最高気温が10℃を下回ることもあり、立って待っているのが寒いほどだが、この日は最高気温22℃を観測、82年ぶりに記録更新となった。

 一方、ニューヨークでも24日、最高気温が22℃まで上昇し、観測史上、最も暖かいクリスマスイブとなった。

 アイスを手にした子どもは「夏みたい」。母親は、「こんなに暑くなるとは思わず、セーターを着てきちゃった。ちょっと異常ね」と話した。

 ニューヨーク市内では半袖姿の観光客が多く見られ、アイスクリームを販売する屋台の前には列もできていた。また、ニューヨークの繁華街にあるアイススケート場では水たまりが…。

 アメリカ東部では、エルニーニョ現象の影響で気温の高い日が続いているが、この傾向はしばらく続くとみられている。