×

高松市で“うめ”開花 観測史上最も早く

2015年12月15日 2:38
高松市で“うめ”開花 観測史上最も早く

 香川県高松市で14日、観測史上最も早くうめの開花が発表された。

 高松市の栗林公園にある樹齢およそ50年のうめの標本木。13日に来園者が開花しているのに気付き、14日、気象台の職員が5~6輪ほど開花しているのを確認した。

 12月中旬の開花は全国でも珍しく、過去最も早かった2004年12月27日の記録を大幅に更新する、観測開始以来最も早い開花となった。

 14日の高松の日中の最高気温は平年より4℃ほど高い11月中旬並みの16.4℃。民間の気象予報会社では、「最近続いている暖かい気温に標本木が勘違いしたのでは」と話している。

 ただ、師走らしくない陽気は15日までで、16日水曜日頃からは冬らしい寒さが戻ってくる。